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zoom RSS ヒガンバナのことで目からうろこ

<<   作成日時 : 2017/01/03 17:48   >>

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今日、「したたかな植物たち  多田多恵子著  株式会社SCC発売」を見ていて
ヒガンバナについて目からうろこがおちたことがあった。
わたしがヒガンバナについて思っていることをまずまとめてみる
日本で見るヒガンバナは3倍体でほとんど結実しない
だから球根で増えるだけで、広くひろがることは困難である
だが、人間にとって有用なものだから田の畔や墓地に植えられていった

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水田にとってあぜから水が流れ出るのは致命な出来事である
もぐらがあぜに穴をあけ、水田から水が抜け落ちる被害が多かった
ヒガンバナを植えていると、球根などから出る毒でモグラや虫などが近づかない
また、球根は根に引っ張られて土の奥へ奥へずりこんでいく性質がある
球根が奥へずりこむことによって、あぜが固められて、水漏れを防ぐことができる

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ヒガンバナとダイズ(大豆)が植えられているあぜはすごく考えられたものだったのだ
ダイズは根粒菌を利用して窒素を固定して、それが肥料になる
またダイズを植えることによって雑草が茂るのを防ぐ
ダイズとヒガンバナが協力することによって、他の妨害植物
(特にメヒシバなどイネ科のもの)の繁茂を防ぎ水漏れに強いあぜをつくるのだ

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ヒガンバナは墓地にもよく植えられた
球根などから毒が発生していることにより動物などが近づくことを防ぐ
これにより埋葬されたものを保護していたのだ
もちろん球根は毒を抜くことにより食べることができる
飢饉のときの救荒食としても貴重なものだったのだ

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ということがわたしのヒガンバナについて思うことのまとめだった
ところで、きょうの本には
「(ヒガンバナの)球根の周囲には雑草があまり茂らない。最近になって
実際に球根からほかの植物の成長を防げる特有物質を出していることが判明した」
と載っている。
とくにヒガンバナのあるところではセイタカアワダチソウなどは生えられない
イネなどイネ科の植物は成長をあまり妨げられない
そのうえヒガンバナは田にイネがない冬に元気に茂るが

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春になると葉は枯れてしまってイネへの日当たりは妨害しない
わたしにはこのことは目からうろこが落ちたことだった

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イネが実るころ花茎をのばし美しい花が咲く
水田耕作にとってヒガンバナは欠かせぬ貴重なものだったのだ
ヒガンバナは毒をもちその上、花の濃い赤色があまりに毒々しくて
嫌われることも多いが、人間にとって欠かせぬ貴重なものなのだ

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