コウヤボウキの茎に注目

近くの山を歩いているとコウヤボウキの群落が目についた
寒さのために葉が痛んできている
この群落は葉が色づくことなく落ちてしまう感じだ

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コウヤボウキの葉はうまく色づくことが多い
だが気候の変化の状態によってはで葉がうまく色づかないことがあるのだろうな
今年は木々の葉の色づきがばらばらで
美しい紅葉光景は少ない
今年の秋の気候は草木たちにとって少し異常だったのかもしれない

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コウヤボウキには葉が互生してついている茎と
3~4枚の葉が束生してついている茎の2種類の茎がある
葉が互生の茎は今年で来た1年目の茎である
葉が束生している茎は昨年からの2年目の茎だ

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花は葉が互生の1年目の茎には咲くが
葉が束生する2年目の茎には咲かない

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今、コウヤボウキの茎をよく見ると
1年目の茎には新しい芽ができている(→のところ)
だが2年目の茎には芽ができてなくて
茎は活動していないようだ

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冬の寒さの中でコウヤボウキは芽を膨らませていく
芽を膨らませているのは互生の葉がついていた1年目の茎だ
その横で芽ができず枯れている茎がある
これは束生の葉がついていた2年目の茎なのだ

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春が訪れると同時に芽がほころび新しい葉が開いてくる
葉は束生についている
今年葉が互生だった茎が次の年には葉が束生する
これは前の年は葉が互生だった新2年目の茎だ
コウヤボウキは1年目の茎には葉が互生してつき
2年目の茎には葉は束生する
そして3年目を迎えずに枯れてしまう
コウヤボウキの茎の寿命は2年なのだ

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新2年目の茎の葉が広がってくる頃
よく見ると葉が互生の小さな茎がのびだしている
これが新しい1年目の茎なのだ

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秋になるとコウヤボウキはたくさんの花が咲く
花が咲いているのは葉が互生の茎だ
2年が寿命のコウヤボウキの茎の様子を見ていたら面白い
コウヤボウキは草本と木本の中間的なもののようだ

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この記事へのコメント

kanageohis1964
2014年11月19日 19:36
こんにちは。

成長過程の時期によって葉の付き方が変わる植物があるのですね。初めて知りました。双葉と本葉くらいの時期であれば違いがあるのはわかりますが、もっと遅い時期に切り替わるということですよね。
窪田
2014年11月19日 20:49
kanageohis1964さんこんばんわ
コメントありがとう
1年目と2年目の葉のつき方が違うのは珍しいですね
同じ仲間のながばのコウヤボウキは葉のつき方は
コウヤボウキと同じですが花が2年枝、つまり葉が束生
する枝で咲きます
植物は不思議なことが多いですね

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