神戸の花と木(今の花と木の様子)

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zoom RSS イヌビワとイヌビワコバチ

<<   作成日時 : 2017/11/30 18:56   >>

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近くでイヌビワの実のような果嚢が目立っていた
どうみても実が熟してきているように見えるが
この時期このような果嚢があるのはイヌビワの雄株だ

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イヌビワは紅葉の時期だ、間もなく葉が落ちる
すると、雄株の果嚢はますます目に入りやすくなる
この果嚢の中には、イヌビワの花の受粉を請け負っているイヌビワコバチがいるのだ
イヌビワはイヌビワコバチがいなければ受粉(受精)することができない
そこで、イヌビワの雄株の果嚢の中で
たいせつなイヌビワコバチが冬を越せるようにしているのだ

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イヌビワは4月になるころ新しい葉を展開する
その時期も雄株にはイヌビワコバチが冬を過ごしたいる果嚢はあるのだが
新しい果嚢が新たにできはじめている
一方、雌株にも新しい果嚢ができはじめている

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イヌビワは夏に果嚢の中で花が咲く(外からは見えない
雌株の新しい果嚢(B)の中では雌花が咲く
雄株の新しくできた果嚢(A)にはダミーの雌花が咲く
冬を越した果嚢(@)には雄花が咲き、中にいるイヌビワコバチに花粉がつく
やがて、@の果嚢のいる花粉をつけたイヌビワコバチが飛び出す
そのイヌビワコバチが雌株の雌花が咲く果嚢入ると花粉が雌花の柱頭につく
受粉(受精)できるのだ
イヌビワコバチがダミーの雌花が咲く果嚢(A)に入ると受精はできないが、
そのまま、冬を越すまでその中にいる

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受精した雌株のイヌビワコバチの果嚢は秋に黒く熟す
この黒く熟した果嚢はすごく甘くておいしいがイヌビワコバチの死骸が
たくさんある・・・

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とにかくイヌビワコバチの花から実への仕組みは素晴らしいがややこしい
そんなことより、イヌビワは今はきれいに紅葉(黄葉)している
黄葉した美しいイヌビワを楽しもう・・・

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コメント(2件)

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イヌビワは林で良く見る地味な木だと思っていましたが、雌雄異株でこれほど複雑な受精をするとは知りませんでした。まだよく理解できませんが、今度からイヌビワ観察が楽しみです。ありがとうございました!
ぬらりひょん
2017/12/01 21:43
ぬらりひょんさんコメントありがとうございます
イヌビワとイヌビワコバチのことはほんとに特殊ですね
窪田
2017/12/02 22:36

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