ネムノキの花は梅雨の雨に

雨が降り続いている
一昨日、山へ行くとネムノキの花が
あちこちで目立っていた

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ネムノキの葉は夕方から閉じていく
葉が夜眠る「眠りの木」から名がついたともいえる
一方、花は夕方から開く
花はあくる日の昼には傷(いた)んでしまう一日花だ

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ネムノキの花はピンク色をした美しい花だ
といっても、10~20個ほどの花が集まって
一つの「花(花序)」をつくっている

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ネムノキの花のガクや花弁はとても短く、
緑色をしていて目立たない
ピンク色で目立っているのは雄しべだ
たくさんの雄しべに囲まれた白い雌しべが1本ある

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ネムノキの葉は秋に色を染めて・・・
だがネムノキの紅葉光景は、ほぼ見られない
秋の紅葉時期に豆果の実は熟す

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ネムノキは冬の間は枯れ枝だけの光景で
眠りについている光景だ
春の花が咲くころも眠りについたままのように見える
ゴールデンウイークが終わるころ
ようやく葉を展開してくる

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ほかの草木の花がどんどん咲き、終わっていくのを見ながら
ネムノキはマイペースで葉を広げていく
このようすから、のんびりした長者の家の息子に例えて
「チョウジャノキという名があるのだよ。」
とベテランの先生に教えてもらって
「なるほど!」と強く思った。
だけど、ネムノキにその名をつけたものが見当たらない

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ネムノキは、マイペースで花の準備をして
梅雨の雨に打たれながら、いま花を開いている

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