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プロフィール

ブログ名
神戸の花と木(今の花と木の様子)
ブログ紹介
神戸付近の野や山を歩いて花や木を見て楽しんでいる
わたしです。歩いていて見た花や木をわたしのホームページ
神戸付近の野草・樹木の観察紀行に載せています。
このプログでは歩いているとき見た花や木、景色の画像と
そのときの気持ちなどを載せていきます。(窪田博行)
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ボタンヅルを見ていて

2017/08/23 15:44
山を歩いているとボタンヅルの花が目立っている

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ボタンヅルはつる植物だ
他物を覆いつくし、花を咲かせている光景は見事だ
だがボタンヅルに覆われた植物は悲鳴を上げているだろうな

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ボタンヅルと同じ仲間でセンニンソウがある
どちらも白い花弁状の4枚のガクをもっている
ボタンヅルはセンニンソウと比べてしべの長さの割にガクは短い

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ボタンヅルもセンニンソウも図鑑などでは十字に開く
つまりガクは4枚となっているが、
ときにガクが4枚以外の花を見る

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ボタンヅルの花を見ているとガクがなくしべだけの花を案外多く見る
センニンソウは葉ガクが早く落ちている光景はほとんど見ない
ボタンヅルはガクは早くに落ちる傾向があるようだ

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ボタンヅルもセンニンソウも実の形はよく似ている
センニンソウはこの形が白いひげを持ったおじいさんの仙人に
似ているとして名がついている
ボタンヅルはこの名前がもらえなかったようだ・・・

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ボタンヅルは葉がボタンの葉に似ているとして名がついている

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ボタンヅルもセンニンソウもつる植物だが
つる(茎)が他物に巻きつくのではなく
葉柄をまげて他物に巻きついている

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よく似た性質のボタンヅルとセンニンソウだ
だがセンニンソウの茎はあくまで草質だが
ボタンヅルの茎は太くなり木質になっている

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ヒシの花が

2017/08/22 19:06
今日、いつも行かせていただいているビオトープへ行き
整備作業をした
そのビオトープでヒシの花が咲いていた
水に浮かぶ白い花を見ていたら暑さを忘れる感じだ

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ヒシは水に浮く多くの葉の真ん中で花が咲く
葉も花も水に浮いているのだ

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水に浮く株を持ち上げ葉の裏を見ると
葉柄の真ん中が紡錘形に膨らみ空気袋になっている
ヒシの空気袋状の葉柄が浮く役割をしているのだ
葉を裏返せば、花が咲くこの時期にもう実ができている

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ヒシは水底の土の中へ根を伸ばしている
水底と水面の間は細い茎がのびていて、
水面に葉が浮かんでいるのだ

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ヒシの実の両端には鋭いとげがある
とげはガクが変形したものだ
それにしてもこのとげは鋭くて触れると痛い

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ヒシの実はまもなく熟し黒色になる
実はかたく、刺は鋭い
忍者の使った鉄製の「撒き菱」の原型はこのヒシの実なのだ
黒いヒシの実はそのままで「撒き菱」になりそうだ

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ヒシは葉も茎も秋遅くには枯れてしまう
ヒシが見られた冬の水面では冬は跡形もなく見られない

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春になれば水の底に落ちていた実から芽が出てきて
茎がのび、水面で葉が広がり始める
花が咲くこの時期がヒシの一番目立つ時期だ

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コアカソは・・・

2017/08/21 16:56
この時期、六甲の谷沿いなどを歩いていると
コアカソの花がよく目立つ
赤味を帯びた茎と相まって、コアカソの花咲く光景は
とても美しいと思う

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コアカソは木赤麻、茎の下部が木質化していることから「コ」の名がついている
アカソの茎は木質化しない
ただ、茎が木質化しないクサコアカソもある・・・。ややこしいなぁ・・・

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ところで図鑑などによるとコアカソは雌雄同株で雌花も雄花も同じ株に咲く
株の上部では雌花序が、下部で雄花序ができるという
画像はすべて雌花序だ、茎の上部だもの・・・

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コアカソの雌花は雌しべが目立ち、雄花は葯をつけた雄しべが目立つ

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だが、いくら探しても雌花ばかりで雄花が見えないコアカソの株が多い
コアカソは多くは3倍体で、それらの株に咲く花はすべて雌花だ
それらの株は雄花がなくても実ができる
そして、雄花が咲かない。という

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ときとして下のほうで雄花が咲いているコアカソを見ることがある
これは2倍体で、雄花と雌花があって実ができるという
コアカソは雄花と雌花ができる2倍体のものを見るのは稀だ
コアカソの世界は複雑だなぁ・・・

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キツリフネの花を見ながら

2017/08/20 19:55
今日は六甲の山の上を歩いた
キツリフネの花が咲いて、その美しい花が目を楽しませてくれた
むかしはキツリフネは六甲では見られなかった花だ
初めてキツリフネを六甲で見たときの感動は今でも忘れられない
希少な美しい花に出会えたのだもの

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ところが近年は六甲の山の上付近ではたくさん見ることができ
また猛烈な勢いで広がっている
山の植物園から逸失したのでは?。との説が有力だ

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六甲では花が赤紫色のツリフネソウが自生している
ところが、古い(昭和46年4発行)兵庫県植物目録では、
ツリフネソウは六甲山系絶滅と載っている
絶滅はしていないが見られるところは限られた水系のようだ

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キツリフネとツリフネソウは花が釣り下がっている様子などよく似ている
この仲間は花の後ろに突き出た距が長いことだが
ツリフネソウの距はくるりと巻いているが
キツリフネの距は垂れているだけだ

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ツリフネソウの仲間は虚を長くして特定のマルハナバチしか
距にある蜜に届かないようにして、花粉の媒介をマルハナバチにだけ限っている
ところでキツリフネとツリフネソウは
おなじ種のマルハナバチが媒介できるのだろうか
距の様子が違うけれど・・・

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キツリフネとツリフネソウの実はよく似ている
この実は刺激を受けるとはじけて、中にある種子を粘着液ともども弾き飛ばす
このようにして分布域を広げる努力をしている

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ところでツリフネソウやキツリフネは閉鎖花をつくって実を簡単に作っている
ただ閉鎖花はツリフネソウは少ないがキツリフネは黄色い花より多いぐらいだ

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そうだからキツリフネが生えている近くをよく見ると
たくさんの芽生えだしているキツリフネを見ることができる
キツリフネは六甲では、このような様子で猛烈に増えているのだ

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キツリフネの黄色い花は実に美しい
いつまでもこの美しい花を楽しみたいから
あまりにも猛烈に増えるのはやめてね・・・

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ミズギボウシの花が

2017/08/19 17:25
近くの山の溝辺でミズギボウシの花が咲いていた
カンザシギボウシなどほかのギボウシ類より一月ほど開花がおそい
ミズギボウシの花を見ると過ぎゆく夏を感じる

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ミズギボウシはユリ科、ととのった美しい花で
下から上へ咲きあがる
だが一つの花は寿命が短く一日花だ
それで一つの花茎でたくさんの花を見ることはない

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ミズギボウシは花がおわると実が膨れだす
ミズギボウシの花は咲き急いでいるように見える

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ミズギボウシを秋に見るとしっかりした実ができている

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ミズギボウシの葉は細く、表面に光沢がある特徴的なものだ
だから花の時期以外でも葉を見てミズギボウシがあることがわかる

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そうはいってもたくさんの花が咲き乱れる光景は
ミズギボウシが一番華やかな時だなぁ・・・

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ヒナノシャクジョウが

2017/08/18 18:21
今日観察会に参加していて林内を歩いていると
偶然にヒナノシャクジョウが見つかった

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ヒナノシャクジョウは小さな腐生植物である

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ヒナノシャクジョウの祖先を田恒てみると緑色の葉をもち
光合成をして栄養分をつくり生活をしていた
菌類などから有機物を得る手段を見つけ光合成をする必要がなくなり
葉は退化し、小さな鱗片上になっている

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ヒナノシャクジョウの花を見てみたいのだが
これは花の時期が過ぎている

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先が黄色くなっているときが花期だ
一度じっくり花が開いている様子を見てみたい

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メタセコイアのつぼみから花へ

2017/08/17 16:27
メタセコイアは七十数年前までは化石でしか見られない幻の木だったが
近年は植えられたメタセコイアが大きくなりすごく目立っている
特に秋の紅葉時は見事な光景をつくってくれる

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近くで植えられているメタセコイアを見ていたら
他の葉と変わった雰囲気の葉があった

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変わった葉をよく見ると小葉の間につぼみのようなものがついている
「もしやこれはつぼみなのでは?」と思い
この「つぼみ?」に注目してこれまでに撮った
メタセコイアの画像を見返してみた

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9月末のようすにつぼみ状のものがたくさん垂れ下がっている
メタセコイアの画像があった

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10月中旬のメタセコイアの画像には「つぼみ」が大きくなっているようだ

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12月初旬、メタセコイアの葉は完全に色づき、落葉の時期をむかえている
「つぼみ」は膨れた状態で見える

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3月下旬のメタせこい葉は房状に垂れ下がった雄花序が
開花の時期をむかえている
メタセコイアの「つぼみ」は雄花のツボミだったのだ

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3月下旬のメタセコイアは開花真っ盛りの時期だ

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3月下旬のメタセコイアの木の上のほうでは雌花も咲いている
雄花のツボミから花への様子はわかったが
雌花のつぼみから花へはどのようになっていくのだろう?
調べてみたいと思う

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ナンバンギセルのつぼみから花へ

2017/08/16 16:56
近くを歩いているとナンバンギセルの花が咲きはじめていた

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ナンバンギセルは葉が退化してしまっている寄生植物だ
これはススキに寄生していた
ミョウガなどに寄生しているナンバンギセルを見ることがある

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見ていると花芽が出てきたところのナンバンギセルもあった
ナンバンギセルが花芽の状態から変化していく様子を
見てみよう

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ナンバンギセルは花芽から花の準備がととのうにつれて
徐々に横向きになっていく

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やがてピンクの花弁が目立ってきて
花の時期をむかえる

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ナンバンギセルは花がおわるとまた上向きになっていき
種子の時期をむかえる

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ススキなどに寄生するナンバンギセルは茎をのばし花をつけ
実(種)をつくるのが見える一生だ
そのエネルギーはすべてススキなどの寄主から得ている
ナンバンギセルの一生を改めて並べてみた

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ナンバンギセルは花を開き実を結ぶのに全精力を使うから
花は目立ち、雌しべはすごく大きい

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ハゴロモモを見ていて

2017/08/15 17:18
今日、雨が降っていないときに近くの公園へ行った
そこのスイレンの花咲く池で小さな白い花が咲いていた
「えっ! これハゴロモモじゃないか!」
先日初めて見たハゴロモモがこんなところに・・・

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ひと月以上前になるが、少し離れたところの山へ行ったとき
そこの池で、細く車輪状に裂片が広がった葉の素敵な水草に出会った
「何だろう?。 シャジクモなどという絶滅が気になる水草もあるとか」

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数日前、その場所へ行ったとき、「素敵な水草」を見た池には
小さな白い花がたくさん咲いていた
わくわくしながら近寄ってみてみた

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ところがその小さな白い花の植物には細長い葉がついている
細く車輪状に裂片が広がった葉じゃない。
「素敵な水草」の花じゃないようだ

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ところがよくよく見ていたら細く車輪状に裂片が広がった葉も見える
良く調べてみるとこれはハゴロモモという帰化植物だった
ハゴロモモの水に沈んでいる葉は細く車輪状に裂片が広がっでいるのだが
花期に花の近くの葉は細長い単葉なのだ

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ハゴロモモはフサジュンサイという別名をもつ
近年、あちこちで広がっていて、在来の水草を圧迫していて
非常に問題になっている水草なのだ。「素敵な水草」だと思っていたのに
その問題のハゴロモモを近くの公園で見たのだ
葉の美しさなどで、たのしんで鑑賞されていたものが不注意で捨てられ
この事態になっているようだ

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同じ様に困まられている水草は多い
水槽で魚を飼育するときなどに楽しまれたオオカナダモは
あちこちの池や川を覆いつくしている
これも花や葉を見ていたら美しいものだけど・・・

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近年、ウキアゼナやタテバチドメグサも無用に広がり困られている

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少し以前からのものとしてはホテイアオイも同じく
人間に捨てられすごく広がり困られているのだ

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人間が花や葉の美しさを愛でる気持ちはわかる
それはそれで楽しみ、他の野生のものに影響ないように管理することが大切だ
そのことをハゴロモモを見ながら強く感じた

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イヌエンジュの花が

2017/08/14 17:32
近くの山を歩いているとイヌエンジュの花が咲いていた
神戸付近のイヌエンジュはハネミイヌエンジュといわれていたものだ
北日本に分布するイヌエンジュと近年統合された

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イヌエンジュの花は蝶形花だ
旗弁の緑色は虫を呼ぶ蜜標だ

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イヌエンジュの仲間でエンジュがある
エンジュは中国原産のものが古い時代に渡来したといわれる
エンジュは神戸では植栽されたものしか見たことがない
イヌエンジュとエンジュは花穂のようすは違うが
気づかないことが多い

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イヌエンジュとエンジュの花はよく似ている
区別できるのか・・・わたしにはわからない

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イヌエンジュとエンジュの樹皮は全く違う
樹皮を見れば区別はできる
エンジュは材は暗褐色で緻密で木工品に使われる
北海道へ行ったとき、エンジュのコップを「延寿」の
縁起がいいものとして買い、今も使用している
実に丈夫で美しく使い勝手がいい

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イヌエンジュとエンジュは豆果ができれば違いがよく分かる
エンジュの数珠状にくびれている様子は特徴的だ

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神戸で自生するイヌエンジュ(ハネミイヌエンジュ)の
一番好きな光景は春に葉を展開し始めるときの光景だ
明るい春の光線を受けた柔らかな感じがすごくいい

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いまイヌエンジュは白い花をたくさん開いて
緑濃い山ですごく目立っている

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アワブキの名の由来

2017/08/13 17:42
昨日、山を歩いているとアワブキの枝が目の前にのびてきていた

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アワブキは見ることは案外多い木だが目の前で
枝などが見られるところは貴重だ
枝の先を見るともう冬芽の形をしている
冬にアワブキの冬芽をじっくり見られる

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今年はアワブキに思わぬところで出会うことが多かった
花のときに案外近くでアワブキの花を楽しんだ

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アワブキは花の時は目立つけれど実の時期は見逃しがちだ
アワブキの実も美しい
今年はアワブキの実の時期も思わぬところで出会えるかな

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アワブキの白い花が咲く光景は
白い泡が出ているように見えて「泡吹」の名にふさわしい
と思うが・・・

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アワブキの名の由来は「枝を火であぶると切り口から泡が
出てくる」ことから名がついている
そのことを確かめたくて・・・でも山で火を燃やしたら危険だ
枝を切って家へもって帰った

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持ち帰ったアワブキの枝を火であぶってみた
すると、すぐに切り口から泡が出てきた

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これがアワブキの名の由来の現象なのだ

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キツネノカミソリとヒガンバナ

2017/08/12 19:53
今日、山のそばを歩いていると
日当たりがよいところでキツネノカミソリの花が咲いていた

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キツネノカミソリの花咲く様子はヒガンバナとよく似ている
花はヒガンバナより一月ほど早く咲くが・・・
キツネノカミソリはヒガンバナ科のヒガンバナ属だ
一度キツネノカミソリとヒガンバナの様子を比べてみよう

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キツネノカミソリとヒガンバナの花が咲いているのを比べてみると
ヒガンバナはたくさんの花が集まって咲きにぎやかだが・・・
花のようすは似ている・・・よね・・・

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キツネノカミソリの花とヒガンバナの花はどちらも花被片は6個だ
ヒガンバナのしべがすごく長くて・・・本数がわからない

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ヒガンバナの花をじっくり見てしべの様子を確認してみた
キツネノカミソリとヒガンバナの花の雄しべはどちらも6個だ

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ヒガンバナは花咲くときは葉がまだ出てないことが有名だ
キツネノカミソリも花が咲いているときはまだ葉が出ていない

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ヒガンバナの葉は花がおわると間もなく出てきて
葉は元気に冬を過ごし春に枯れていく
ところがキツネノカミソリは花が終わっても葉は出てこないで
春になり葉が出てくる、そして花が咲く前には葉がなくなってしまう
葉の出る時期の違いはあるが、どちらもよく似た様子の仲間なのだ

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コガマの花が

2017/08/11 16:16
市内の山沿いの道を歩いていたら
雑草が高く生い茂った放棄地のふちでコガマが生えていて
花の時期をむかえていた

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コガマはなぜかガマやヒメガマと比べてみることが少ない
兵庫県や神戸市では絶滅危惧種のBランクになっている
またガマやヒメガマより花期が一月ほど遅い
といってもコガマの花期もそろそろ終わりに近い・・・

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コガマは下の雄花序と上の雌花序の間が空いていない
ガマも同様にの雄花序と上の雌花序の間が空いていないが
コガマと比べて葉は広く、全体にかなり大きい
ヒメガマは下の雄花序と上の雌花序の間が空いている
どれも雄花の花粉は黄色く、蒲黄(がおう)といい止血剤
や利尿剤として用いられた

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花がおわってもしばらくは下の雄花序と上の雌花序の
様子がよくわかる
昔はカマボコの形はいまのチクワの形だったという
カマボコはガマの穂のかたちと似ていたところから蒲鉾
と各位ようになったという

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コガマは秋には実は熟す
この時期になると雄花序があった軸はほぼなくなっている

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その後、ガマ類の穂はわれて白い穂綿がでてくる
ガマ類の穂綿は寝具の綿の代用に使われた
このことからフトンを蒲団とガマの字があてられている

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ガマ類の穂綿はまた火打石の火口として利用された
因幡の白兎がこの白い穂綿にくるまれて傷をいやした。
との話だと思っていたが
どうもガマ類の雄花の黄色い花粉が傷を治す力があるところからの
話のようだ

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フシグロ

2017/08/10 16:48
近くの山の道沿いで野草がにょきにょき伸びていた
「何だろう?」
まったく何かわからない・・・

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よく見ていると実が残っている古い株が目にはいった
「この実はフシグロだ!」

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晩秋に実ができているそばでまだ花が咲くフシグロを
見ることがある

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フシグロの花はマンテマ類の花と似ている面がある
ナデシコ科だから花弁は5枚だ
花弁の先が2裂しているから花弁が10枚のように見える・・・
小さくて目立たない花だがよく見るとかわいい花だ

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フシグロは茎の節のところが黒いから「節黒」の意で名がついている
だがはっきりと「茎の節が黒いな」と思えることは少ない

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兵庫県北部の山ではフシグロセンノウを見ることがある
フシグロと同じナデシコ科だが花が大きく花の色が鮮やかでよく目立つ
フシグロセンノウはフシグロと同じように
茎の節が黒いところから名がついている
フシグロセンノウの茎が黒いのはよくわかる

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これからフシグロの花が咲きだしてくる
わたしはフシグロの花をじっくりとは見たことがない
今年はこのかわいい花をゆっくり楽しもう。

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ウバユリの花が

2017/08/09 17:37
近くの山を歩いているとウバユリの花が目立ってきている
この花はお盆の時期を知らせてくれる花だ

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ウバユリは花の時期には葉が虫に食え荒れてぼろぼろのことが多い
その姿を歯が欠けた姥にたとえて名がついているが
花を見ても隙間だらけの不完全な形だ
でもこれでいてしべが雨に濡れるのをうまく防いでいるのだ

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ウバユリはつぼみが上向きにできる
でも、花が上向きに開くと雨が花の中に落ちてしべが濡れてしまう

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そこでウバユリは花が開きはじめたらだんだんと横を向いていく
種をつくるための大事な蕊(しべ)をぬらさないために・・・

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ウバユリの花は横向きに開いているが
花がおわるや否(いな)や上を向く

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ウバユリの実は上を向いたままで熟していく

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ウバユリは実が熟したとき上を向いていると
種を遠くへ飛ばすことができるのだ
実には網のような隙間がある。
風が隙間から吹上薄く軽い種を遠くへ飛ばすのだ
これはウバユリのすごい仕組みだと思う

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ウバユリは花が咲くときや実のみのるときなど
その時どきによって向きをうまく考えて変えているのだ
ウバユリの花や実の様子を見ていたら面白い

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オオヒキヨモギの花が

2017/08/08 20:02
近くの山を歩いているとオオヒキヨモギの花が咲きだしていた
これからしばらく楽しめる花だ

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オオヒキヨモギの花はシソ科の花に似ているが
ゴマノハグサ科だった。そして新分類ではハマウツボ科とされている

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オオヒキヨモギがヨモギと一緒に生えていた
名前が似ているが・・・姿がかなり違うようにも・・・

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オオヒキヨモギは葉がヨモギの葉と似ているとして
「ヨモギ」の名がついている

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オオヒキヨモギは神戸では案外多く見る
稀にしか見ないが仲間のヒキヨモギを見ることがある
ヒキヨモギの花はオオヒキヨモギの花と比べて黄色が濃い

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ところでオオヒキヨモギもヒキヨモギも元気な葉をもっているが
半寄生の植物だ
このようながれ場でも芽生えるのに・・・何に寄生しているのだろう

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「そのような心配は必要ない。寄生するものはいっぱいあるよ」
といっているかのように、オオヒキヨモギはどんどん株を増やしている

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特異な半寄生植物のオオヒキヨモギが
いつまでも元気に花を咲かせていてほしい

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コブシの実が

2017/08/07 18:00
台風5号が襲来している。強い雨が降っているが
神戸はいまのところ被害はないと思う
被害が出ているところが気になる
近くの公園のコブシに実ができていた

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コブシの実は集合果だ
集合果の形が握りこぶしの形に似ているとして
コブシの名がついたということだ

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秋にコブシの実が熟し
集合果の袋状の皮が破れ熟した実が顔を出してくる

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コブシは山でも見ることがあるが、
それらは自生のものではなく、植栽されたものが逸脱したもののようだ
神戸では自生のコブシはないと考えられている

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神戸の山を早春に白く彩る木はコブシと同じ仲間のタムシバだ
山のタムシバの花咲く白い光景を見ると春の訪れの喜びを感じる

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コブシとタムシバは花も実もとてもよく似ている
コブシの花の下には緑色の葉があるが
タムシバの花のしたには葉がない

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コブシとタムシバは実もよく似ているが
実ができるころは葉が茂っている
葉の形が全く違うから実の時期は区別はすぐにつく
タムシバの葉は、もむと素敵な香りを放つ
タムシバの別名はニオイコブシだ

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コブシは神戸では自生しない木だが、それだけに素敵な響きを感じる
とくに千昌夫の「北国の春」のうたを聞くと
コブシが元気に花が咲く東北の素敵な春が思い浮かび
震災復興への強い願いを感じる

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キキョウの花について(その2)

2017/08/06 16:02
近くでキキョウの花が咲いていた
キキョウの花を見るとしべの様子を調べてみたくなる

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去る7月24日にこのブログで「キキョウの花について」を書き   
キキョウのしべの雄しべ期は雄しべが倒れてからだ
との旨のことを書いた

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だが荒っぽい考察なので、キキョウの雄しべ期について
改めて注意深く見たいのだ
下の画像の雄しべが立っている時期も花粉が出ていて
もう雄しべは活動しているようだ
A,Bの時期の雄しべが倒れた後しばらくが
おしべの役割が一番盛んなようだが
雌しべの柱に毛があり、毛に花粉がついているのだ

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そのころは花の底(下)に蜜がよくたまっているようだ

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その時期のキキョウの花を見ているとハチなどがよくやってくる
蜜を求めてやってきているのだ
蜜を吸いにやってきたハチなどに雌しべの柱についている花粉がつく

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キキョウの花はやがて雌しべの柱頭が開きだす
そのころに雌しべの柱に生えている毛が落ち
雌しべの柱の毛についている花粉が落とされてします

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雌しべの柱の毛についている花粉が毛とともに落ちた
雌しべの柱はつるつるの状態になり、柱頭は開いて
雌しべ活動期を迎える
このようにしてキキョウは同じ花での自家受粉を防いでいる
ただ雌しべの柱の毛が落ちるタイミングは
花によって微妙に違うようである

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ガガブタを見ながら

2017/08/05 20:15
今日は自然体験教室の「森で遊ぼう」の企画の会に参加した
その会場の公園の池などでガガブタがあり花が咲いていた
これは植栽のものなのだが・・・

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ガガブタは兵庫県では絶滅危惧種に指定されていないが
わたしは見ることがすごく少ない
花は繊細でとても美しい

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わたしはガガブタの名のいわれは葉の形が亀の甲に似ている
ところからガガイモ同様に「ガガ」と思っていた
ガガイモの名のいわれに「亀のことを「ゴガミ」とよぶところがあり
これが転訛して「ガガ」になったという
との説がある

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ところがいろいろ見ていたらガガブタの名のいわれは
「葉の形が鏡の蓋ににていることにより、鏡の蓋がなまってガガブタと
なったという説が有力だとか・・・
なるほど葉が鏡のように見えることもあるなぁ・・・

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ガガブタを見るところではヘビをよく見る
カエルが多いからなぁ・・。カエルはかわいくて見るのは好きだが・・・
ヘビは撮りたくない・・・。
カエルさん、ヘビに食べられるなよ・・・

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ガガブタはミツガシワ科だ
近くで見るミツガシワ科のものにアサザがある
アサザは神戸では絶滅したといわれているが、逸脱したと思われるものを
見ることがある。
ミツガシワも神戸市では見られないものである
この仲間はわたしは見ることが稀なものばかりだ
それだけにこの仲間の花が輝くように美しく見える

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ガガブタとカエル。これからも仲良くいてね
元気な姿を見たいから・・・

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シキミの花がこの時期に 

2017/08/04 14:11
シキミの花が咲いている
図鑑などではシキミの花期は3〜4月と載っている
だが高岡徳太郎著  身近な樹木たち 神戸新聞総合出版センターには
(シキミの)花は、普通、春に咲きますが、シキミは秋にもう一度
咲く場合があります・・・。と載っていた
それだけに、うれしいシキミの花との出会いだった

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シキミの春に咲いた花からもう大きな実ができている
シキミの花と実が同時に見られる
ただこの時期に咲くシキミの花からは実ができないという・・・

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シキミは春はやくに花が咲く
シキミの花がたくさん咲く光景は見事だ

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「身近な樹木たち」の本によれば春の花とこの時期の花では
違いがあるように書いてあるが
花を正面から見たときに私は違いがわからない

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「身近な樹木たち」の本によればこの時期咲く花の花柄は
春に咲く花の花柄よりもずっと長い。旨が載っている
たしかにシキミのこの時期の花の花柄はずいぶんと長い

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今日、シキミの花を見た木にはつぼみがたくさんあった
これからしばらく花の様子をじっくり観察できそうだ

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シキミはやがて実が熟していく時期を迎える
シキミの花や実のようすをじっくり見ることができる
時期がいまなのだ・・・

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