アクシバをじっくりと

雨の日が続く中、アクシバが近くの山で
ひっそりと花を開いている

akusibaimakeipuro166.jpg

アクシバは地を這うように広がっている
落葉(超)低木だ
花や実は下向きにぶら下がっていて
目に入りにくい

akusibahaupuro266.jpg

崖状のところへ伸びていて、下からのぞき込めるところでは
アクシバの花や実が撮れる絶好のポイントだ

akusibanozokipuro377.jpg

アクシバの花は、4裂した花冠の先が
くるりと巻いたユニークな形だ

akusibahanageipuro418.jpg

秋に赤く熟すアクシバの実は、すごくかわいい

akusibamitapuro571.jpg

アクシバをよく見ればたくさん花が咲き
たくさんの実ができる

akusibahanahitupuro761.jpg

だから、アクシバはたくさんの新しい株が芽生えているはずだ
だが、アクシバの芽生えには気づいていない私だ
アクシバの芽生えを、じっくりと観察してみたい

akusibayouoepuro688.jpg

ヤブカンゾウの美しい花を

近くの野などでヤブカンゾウの花が目立ってきた
この花は暑い季節の到来を感じさせる
身近な目立つ花だ

yabukanzouimazenpuro115.jpg

ヤブカンゾウの花は朝開いて夕方には役割を終える一日花だ
豪華な花だが儚(はかな)さを感じさせる
ヤブカンゾウはススキノ科つまり旧ユリ科だ
ということは花弁やしべの数は3数性なはずなのに・・
エッ!花弁の数は?。しべはあるの!

yabukanzouhanayanopuro265.jpg

ヤブカンゾウはもともと花被片は6枚で雄しべは6本のはずだ

yabukanzosibeyopuro356.jpg

ヤブカンゾウの仲間でノカンゾウがある
ノカンゾウは花被片が6枚で雄しべは6本だ

yanokanyopuro418.jpg

ヤブカンゾウは雄しべやめしべが花被片に変わっているのが多い・・・
このような状態だから実は結実しない

yabunohanahipuro570.jpg

結実しないもので多く見るものにヒガンバナがある
ヒガンバナは救荒植物として、また田にとって有用なものとして
大切にされてきた
ヤブカンゾウも実ができず根茎だけで増えるのだが
人間が大切なものとして増やしてきたのだろうか・・・

yabukanhiganhipuro635.jpg

ヤブカンゾウは万葉集のも登場しているものである
薬用で全く利用できないものではないが・・
若芽が山菜として貴重なされてきたようだ

yabukanwakamepuro755.jpg

この時期、ヤブカンゾウの美しい花が目を楽しませてくれる

yabukanmidikapuro871.jpg

ミズタビラコと出会ったときは

山を歩いていると川の近くでミズタビラコが見え
花が咲いていた

mizutabirakohanapuro156.jpg

ミズタビラコは花期は5~6月と記している図鑑が多いが
夏の終わりごろまでこの花を見ることがある

mizutabirakoimayopuro253.jpg

ミズタビラコは山の渓流沿いで見ることが多い
この花に出会うと、山の素敵な野草に出会えた
との思いをもつ

mizutabirakokeikokupuro365.jpg

ミズタビラコは条件が良ければ旺盛に増え
大群落を見ることがある

mizutabirakodaigunpuro418.jpg

ミズタビラコの葉の雰囲気や全体の姿は
キュウリグサと似ている
ミズタビラコは茎の先にサソリ上花序をつけ
下から上へと花が咲き上がる
この花が咲く様子はキュウリグサとほぼ同じだ

mizutakyuurizenhipuro560.jpg

近い仲間にハナイバナがあるが
ハナイバナは花を上部の葉と葉の間につけサソリ形花序をつくらない
ただし、ミズタビラコとハナイバナは花の雰囲気がよく似ている

mizutabirakonakakajyohipuro655.jpg

身近で見るミズタビラコの仲間の花はよく似ていて
それでいて、それぞれ特徴をもっている
比べてみるとそれぞれの特徴がよくわかる

mizutanakahanahipuro755.jpg

山の渓流でひっそりと花咲くミズタビラコと
であったときは、とてもうれしい

mizutabirakorekapuro867.jpg

ネムノキの花は梅雨の雨に

雨が降り続いている
一昨日、山へ行くとネムノキの花が
あちこちで目立っていた

nemunokiimazenpuro165.jpg

ネムノキの葉は夕方から閉じていく
葉が夜眠る「眠りの木」から名がついたともいえる
一方、花は夕方から開く
花はあくる日の昼には傷(いた)んでしまう一日花だ

nemunokiyuuhanapuro254.jpg

ネムノキの花はピンク色をした美しい花だ
といっても、10~20個ほどの花が集まって
一つの「花(花序)」をつくっている

nemunokikajyoyopuro356.jpg

ネムノキの花のガクや花弁はとても短く、
緑色をしていて目立たない
ピンク色で目立っているのは雄しべだ
たくさんの雄しべに囲まれた白い雌しべが1本ある

nemunokihanakoupuro418.jpg

ネムノキの葉は秋に色を染めて・・・
だがネムノキの紅葉光景は、ほぼ見られない
秋の紅葉時期に豆果の実は熟す

nemunokimipuri586.jpg

ネムノキは冬の間は枯れ枝だけの光景で
眠りについている光景だ
春の花が咲くころも眠りについたままのように見える
ゴールデンウイークが終わるころ
ようやく葉を展開してくる

nemunokimezamepuro671.jpg

ほかの草木の花がどんどん咲き、終わっていくのを見ながら
ネムノキはマイペースで葉を広げていく
このようすから、のんびりした長者の家の息子に例えて
「チョウジャノキという名があるのだよ。」
とベテランの先生に教えてもらって
「なるほど!」と強く思った。
だけど、ネムノキにその名をつけたものが見当たらない

nemunokitenkaipuro751.jpg

ネムノキは、マイペースで花の準備をして
梅雨の雨に打たれながら、いま花を開いている

nemunokiimakeipuro871.jpg

ムラサキニガナはマクロ的に

今日は雨が降り続いていて山を歩くことはできなかった
各地で大雨の被害が出ているのが心配だ
昨日行った山で、ムラサキニガナがぽつぽつ生えていて
花が咲いていた

murasakiniganahanaimapuro116.jpg

ムラサキニガナは草丈が高い(1m50㎝ほどになる)
ところが茎葉は細く、枝分かれも多く
とっても、とっても目立たない

murasakiniganamitapuro237.jpg

ムラサキニガナの花に近づいて、よく見てみたら
美しく、また面白い光景が見られるが・・・

murasakinigahanamipuro376.jpg

ムラサキニガナの全草を撮ろうとしても
わたしにはうまく撮れない・・・

murasakinigazenwapuro418.jpg

春に山を歩いていたら
ムラサキニガナが芽生えて
大きくなりつつあるのが見られる

murasakinigaharupuro563.jpg

ムラサキニガナはこの時期が一番花が多いが
遅く芽生えるものなどがあり、
秋に初めまで花を見ることができる

murasakiniganaakihepuro671.jpg

ムラサキニガナは全体はうまく撮れないが
花や実をマクロ的に見て楽しんでいきたい

mmurasakiniganamakutekipuro751.jpg

ギンレイカは花から実への

今日、六甲を歩いていると、谷の河原で
ギンレイカがたくさん生えていて
花から実への時期を迎えていた。

ginreikaimazenpuro178.jpg

ギンレイカの花はあまり開かない
花を銀鈴にたとえて名がついている
草姿がタゴボウ(チョウジタデ)に似ているとして
ミヤマタゴボウとの別名もある

ginreihanahanayopuro265.jpg

ギンレイカの花はあまり開かないが
正面から見れば、5弁の姿が整った花だ
ギンレイカはサクラソウ科オカトラノオ属だ

ginreikahanamakupuro365.jpg

身近に見るオカトラノオ属のものに
オカトラノオやヌマトラノオ、コナスビがある
どれも5弁花で花が目立つ
それに対してギンレイカは花が目立たないなぁ・・・

ginreinakahipuro418.jpg

ギンレイカはいま、花の後半期だ
ギンレイカは花よりも実のほうが目立つ

ginreiimamipuro507.jpg

身近に見るオカトラノオ属で
実が目立つのはギンレイカとコナスビだ
オカトラノオとヌマトラノオは実は目立たない
おかげで実の画像をほとんど撮ってない・・・

ginreikanakamihipuro607.jpg

ギンレイカはいま山の中で
ひっそりとした雰囲気で
それでいて元気に、花から実への時期を迎えている

ginreizenyopuro761.jpg

ユウゲショウ(アカバナユウゲショウ)は雨滴によって

近くの道端などでユウゲショウ(アカバナユウゲショウ)
の花が5月初めから咲き続けている
ユウゲショウを見る時期の、雨の日は楽しみだ

yuugesyouhanakeipuro156.jpg

ユウゲショウはつぼみが花より上に、花より下には実ができている
実はやがて茶色く熟した様子になるが
いつまでたっても閉じたままだ

yuugesyouimamipuro265.jpg

ところが雨が降りだし、雨滴がユウゲショウの熟した実に当たると
実は瞬間的に開く

yuugesyouamegopuro356.jpg

以前、ユウゲショウの熟した実に水をかけて、様子を見たことがある
すると、水をかけたらまもなく実は開きだし
1分後にはほぼ開いてしまった

yuugesyouhirajitupuro418.jpg

今日は朝方まで雨が降っていた
朝にユウゲショウを見ると雨粒があたって実は開いていた
ところが、昼間薄日が差していた後に、ユウゲショウの実を見ると
閉じてしまっている
ユウゲショウは雨粒が当たると実を開き、雨粒で種を飛ばしているのだ

yuugesyousonogopuro578.jpg

ユウゲショウのように雨粒で種を飛ばして広がるものを雨滴散布という
身近な雨滴散布をするものにネコノメソウ類やフデリンドウ
ヒルザキツキミソウなどがある
ところがわたしはフデリンドウやヒルザキツキミソウは花にばかり目がいって
実を撮っていない・・・

yuugesyouutekipuro651.jpg

ユウゲショウは種を雨滴によって飛ばし
猛烈な勢いで広がって、群落をつくっている

yuugesyougunhanapuro766.jpg

ノハラナデシコは美しさを競うように

近くの道端などでノハラナデシコの花が
目立つようになってきた
ヨーロッパ原産の帰化植物だ

noharanadeimagupuro166.jpg

ノハラナデシコの花は花弁に独特の模様があり
すごく美しい花だ

noharanadehanamakupuro276.jpg

日本を代表するなでしこにカワラナデシコがある
ノハラナデシコもカワラナデシコも5弁花
どちらも美しい同属の花だ

noharakawarahanahipuro365.jpg

ノハラナデシコとカワラナデシコはどちらも
ガク筒から花弁が出てくる
その様子はよく似ている

noharakawarahanatutuhipuro418.jpg

「ナデシコ」といえば5弁花なのだが
ノハラナデシコもカワラナデシコも
まれに4弁の花を見ることがある

noharakawarayonbenhipuro560.jpg

カワラナデシコはときに白花を見ることがある
だけどノハラナデシコの白花はわたしはまだ見たことがない
ノハラナデシコの6弁の花を見ることがあるが
カワラナデシコの6弁の花は見たことがない

noharakawarairoiropuro671.jpg

ノハラナデシコはいろいろな形態を見せてくれながら
ほかの野草たちと美しさを競うように花を開いている

noharanadetanopuro756.jpg

ハナハマセンブリの花が

今日、ビオトープの整備作業に参加した
そこではハナハマセンブリの花が目立っていた

hanahamasenbuimagupuro166.jpg

ハナハマセンブリは帰化植物の雑草だが、
すごく美しい花だ
日本にはいってきたのは1988年で、神奈川県で確認された
比較的新しい帰化植物だ

hanahamasehanapuro278.jpg

ハナハマセンブリの花を見たら、すぐにガク筒の長さに目がいく
あきらかにa<bだ
仲間で古くに帰化したベニバナセンブリがあり、ほぼa=bのようだが
わたしはベニバナセンブリは見たことがない

hanahamasenkatutupuro367.jpg

ハナハマセンブリの茎は断面が四角形で、中空だ

hanahamasekukipuro418.jpg

ハナハマセンブリはときに草原で群生していることがある
緑の野でピンクの花がたくさん咲いている光景は美しい

hanahamasengunpuro578.jpg

ハナハマセンブリはセンブリの仲間に近い
センブリの仲間は貴重種が多いが、それらに負けない
美しさで目を惹いているハナハマセンブリだ

hanahamasennakamapuro688.jpg

美しい花の帰化植物のハナハマセンブリが
これからしばらく目を楽しませてくれる

hanahamahanatapuro766.jpg

ムクロジを見ていて

ムクロジの花が咲きだしている
ムクロジは樹皮は薬用に、実は数珠や羽根つきの羽根)
や洗剤などとして利用されてきたもので
昔、植えられたものを見ることがある

mukurojiimahanakeipuro176.jpg

ムクロジの花は小さくて目立たないが
花が咲く時期に大木を遠くから見ると
たくさんの花が咲いているのがわかることがある

mukurojidaihanapuro199.jpg

ムクロジは雌花と雄花が混在している
といっても見やすいところで咲いていなくて
わたしはまだいい画像が撮れていない

mukurojihanakepuro255.jpg

ムクロジは花が終われば実が膨れだしていく

mukurojihanaowapuro365.jpg

ムクロジを秋に見れば実が大きくなっている

mukurojiaomipuro418.jpg

秋が深まるにつれムクロジの葉と実は色づいてくる

mukurojijyukumipuro582.jpg

神戸の原生林でムクロジの大木を見る
秋に葉が色づいているムクロジの光景は非常に目立つ

mukurojigenkoupuro633.jpg

冬に原生林中にあるムクロジの木の下へ行けば
ムクロジの実がたくさん落ちている

mukurojiotimipuro711.jpg

タイサンボクの花の観察

近くの公園や街路でタイサンボクの花が咲いている
大きなタイサンボクの花のようすを見てみようと
こだわって観てみた
といっても高い木で上向きに花が咲いているので
花の中の様子が見られるものが少ない

taisanbokuimayopuro165.jpg

タイサンボクは9枚の白い花被片に包まれて
上部に雌しべ群、下方に雄しべ群で花序をつくっている
開花と同時に雌しべが活動を始める

taisanbokumijyukuhanapuro286.jpg

やがて雌しべの活動が盛りを過ぎかけるころ
雄しべにすき間ができ始めるなどへんっかが見え始めてくる

taisanbokumesibekihapuro376.jpg

タイサンボクの雌しべが終わったころ雄しべは活動期を迎える

taisanbokuosibekipuro418.jpg

タイサンボクの雄しべは活動を終えるとともに落ちていく

taisansibeowapuro531.jpg

タイサンボクの雄しべは落ちてしまうが
役割を終えた雌しべは実をつくっていく

taisanbokusibeowapuro681.jpg

タイサンボクの白い花被片はしべのところに虫を呼ぶために
目立つてきたが、その役割を終え、枯れて落ちていく

taisanbokuhanaoepuro751.jpg

タイサンボクは開花1日目が雌しべ期、2、3日目が雄しべ期
といわれているが、その日ごとの明確な違いをわたしは特定できていない
タイサンボクはこれから秋に実を実らせるために努力をしていく

taisannomipuro861.jpg

クマノミズキの花がいま

今日、神戸森林植物園へ行った
平日だからと思っていったのだが、植物園メインのひとつの
アジサイの花の季節と会って通常の駐車場は満杯
すごい人だった。
だけど、日本一広い植物園、アジサイの花以外のところは人はまばら
園内を歩いていると、自然に生えているクマノミズキの花が
いたるところで目立っていた

kumanomizukiimahanapuro176.jpg

クマノミズキはパイオニア植物のひとつである、
枝を横に伸ばし、谷を埋めるように花が咲いている

kumanomizukiimazenpuro276.jpg

クマノミズキの花はややクリーム色づいている
4枚の花弁の基の場所には蜜をため、虫を呼び寄せている
白色に近い花弁も虫を呼ぶ役割を果たしている

kumanomizukihanapuro367.jpg

クマノミズキの花が終われば実が膨れていく
秋が始まるころ実は黒紫色に熟していく
そのころ花(実)枝は赤色になる
赤色は鳥に目立つ色、だ。赤色になった実の柄は
鳥に実が熟してきたことを知らせているのだ

kumanomizukihanaehenpuro418.jpg

六甲の山の上ではクマノミズキとともに、仲間のミズキを見る
ミズキはクマノミズキよりも開花が、ほぼひと月はやい

kumanomizumizuzenhipuro571.jpg

クマノミズキの葉は対生しているが
ミズキの葉は互生(枝先に林正常)につく

kumanomizumizuhahipuro685.jpg

とっくに花が終わったミズキを追うように
クマノミズキの花がいま、咲き乱れている

kumanomizuisopuro755.jpg

ネジバナは身近な蘭

今日、近くを歩いていたら
ネジバナがたくさん咲いていた

nejibanaimayoupuro117.jpg

あちこちでネジバナが群生していた

nejibanagunpuro276.jpg

ネジバナは身近に見るものだが
蘭のなかまだ
花をよく見たら、間違いなく蘭だ

nejibanaranpuro376.jpg

ネジバナは花がの並びがねじれているから名がついているが
どれ一つとして、同じように花が並んでいるのを見ない

nejibanairoiropuro418.jpg

ネジバナの花の並びを見れば
右巻きのものや左巻きのものがある

nejibanairoiropuro587.jpg

ときには花が一直線に並んでいるネジバナもある

nejibanamaltusupuro687.jpg

また、白い花の捩花を見ることがある

nejibanasirobanapuro761.jpg

ネジバナは多様な姿を見せてくれる
身近な蘭のなかまだ

nejibanamijikanapuro871.jpg

ドクダミの花を見ながら

ドクダミの花が終わりの時期を迎えている
白い大きな花弁のようなものは総苞だ
花序にたくさんの花がついている

dokudamiimahanapuro168.jpg

ドクダミの花には花弁やガクはない
雄しべ3本と先が3裂する雌しべ(4裂しているものも見る)で
一つの花ができている

dokudamianayopuro256.jpg

ドクダミの花は花序を下から上へと咲き上がっていく
その様子を白い大きな総苞が見守っているように見える

dokudamisakiagaripuro365.jpg

ドクダミの白い総苞は花が終わると枯れていく
白く大きな目立つ双方は、花が咲いていることを
虫などに知らせているのだ

dokudamisoukarepuro418.jpg

白く大きな総苞や花弁、葉などで花が咲いているのことを
虫などに知らせているものにハンゲショウやマタタビがある
この時期に花が咲くものばかりだなぁ・・・

dokudaminakamahipuro576.jpg

ときにドクダミの八重咲きのものを見る
人間が園芸的に楽しむためにつくりだしたものだ
八重咲きの花のものは、よく見るとしべが少なくなっている

dokudamiyaeyopuro751.jpg

八重咲きのドクダミの花を見ると、花(しべ)が花弁に変えられて
つくられている。

dokudamiyaekoupuro866.jpg

シラキの花を見ながら

雨を警戒して今日は家にいた
一昨日、六甲山上ではシラキの花が目立っていた
と、いってもこの花序は・・・

sirakiimakajyopuro167.jpg

図鑑によるとシラキは雌雄同株で
花序の上部に雄花が多数つき、基部に雌花が0~数個付く
と載っている
だけど、この木の花序には雄花ばかりで雌花がない・・・
まるで雄株だ・・・

sirakiimapuro273.jpg

つまり、図鑑の通りだとシラキは右側の画像のように
基部に雌花があるのが通常だ
だけど、この株の花序の花は・・どれも雄花・・・

sirakikajyohipuro376.jpg

もちろん、シラキは右の画像のように花序の基部に雌花がある
木を見ることは多くある

sirakikajyohipuro418.jpg

まるで、雄株と思える、どの花序も雄花ばかりのシラキを
このあと見ていたら、びっくりする現象に出会うことが多い
今見る花が終わるころ、そのそばから新たな小さな花序が出てきて
その花序の基部には雌花がある・・・

sirakiatokajyopuro566.jpg

シラキは花が終わると大きな実をつける
だけど、シラキの実のなる光景はあまり目立たない

sirakiwakamipuro671.jpg

シラキは、紅葉時期の前期に葉を美しく染める
紅葉の時が一番目立つシラキだ

sirakikouyoupuro781.jpg

イワガラミは目を

昨日、六甲へ行くとイワガラミの花が咲き始めていた

iwagaramiimayopuro166.jpg

と、いっても、近づいてみてみると、両性花はまだ開いていない
イワガラミはつぼみの状態だ
白いガク片の装飾花だけが目立っている

iwagaramiimatubopuro265.jpg

イワガラミは、まもなく両性花が開くが
両性化の花弁は開花直後に落ちてしまう
白いガク片で、できている装飾花が目立って
虫を引き寄せているのだ

iwagaramikaikapuro366.jpg

イワガラミはガクを白くして目立っているが
苞や葉を白くして虫を呼び寄せるハンゲショウやマタタビと
同じ方法で虫を呼び寄せているイワガラミだ

iwagaramihenakapuro418.jpg

イワガラミはアジサイ科だ
アジサイ科で同じつる植物のものにツルアジサイがある
木などにのぼる様子はよく似ている

iwagaturuazenhipuro565.jpg

よく見るとイワガラミの装飾花はガク片1枚だが
ツルアジサイの装飾花はガク片3~4枚だ

iwagaturuahanahipuro680.jpg

イワガラミは花が終わると実ができている
白く目立ったガク片はだんだん目立たなくなる

iwagaramimihepuro722.jpg

秋にイワガラミを見るとたくさんの実が熟している
イワガラミはこの時期花が咲き目を楽しませてくれる

iwagaramimipuro866.jpg

アリマウマノスズクサについて

今日、六甲へ行くとアリマウマノスズクサの花が咲いていた

arimaumanosuzukusaimakeipuro187.jpg

アリマウマノスズクサは、牧野富太郎博士が
有馬温泉近くの六甲で見られて、名をつけられたものだ

arimaumaenkeipuro276.jpg

独特に切れ込んだ葉、面白い形の花
どくとくなアリマウマノスズクサだ

arimaumahanapuro368.jpg

六甲で見るのはアリマウマノスズクサだが
神戸西部地域の田園地帯では
アリマウマノスズクサを見ることは少なく
ウマノスズクサを多く見る
葉や花の形が違っている

arimaumaumanosuzuhipuro418.jpg

アリマウマノスズクサの花を見て花とは思えないが
花の中にはしべがある
雌しべが先に熟し、のちに雄しべが熟す

arimasuzuhanasikupuro508.jpg

アリマウマノスズクサは虫に受粉の媒介を頼っている
雌しべが熟している時期は花の筒に毛が生えて虫は脱出できない
おしべが熟す時期が近づくと毛はなくなり虫は花から脱出
できる
こうして、自家受精するのを防いでいる

arimasuzudoryopuro680.jpg

その後アリマウマノスズクサは実を熟していく

arimasuzumipuro768.jpg

なお、ウマノスズクサといえばジャコウアゲハが頭に浮かぶ
だけど、ジャコウアゲハはスズクサ類の葉を食そうとしているもので
ウマノスズクサ類にとっては食われる被害を受けるだけで
メリットは全くない

arijyakoupuro861.jpg

コクランの花が咲きだした

今日、近くの山へ行ったらコクランの花が咲き始めていた

kokuranimahanapuro165.jpg

コクランの花は小さくて、あまり目立たない
だけど、名の通り「蘭」のなかまだ

kokuranimazenpuro276.jpg

花はランの花そのものだ。だけど
今日見た花はまだ唇弁、背ガク片を十分には開いていない

kokuranhanasikupuro376.jpg

コクランの花は暗紫色が素敵だ
よくにた花の色のランとしてジガバチソウが頭に浮かぶ

kokuranjigabatihipuro418.jpg

コクランは花が終わった後、
実をつけていく様子がよくわかる

kokuranhanaowapuro507.jpg

コクランを初頭に見ると熟しきった実が・・・
このなかにはおびただしい種が入っているだろうなぁ・・・

kokuranjyukumipuro680.jpg

コクランは多くの株を見ることができる
キンランやギンランなど、ほかの蘭の仲間も盗掘がなければ
このような群落がたくさん見られるだろうになぁ・・・
コクランは蘭だが、花が目立たないことが幸いしているようだ

kokurangunpuro782.jpg

元気に咲きだしてきたコクランのたくさんの花を見て
蘭の仲間の代表として頑張れよ
と声をかけてやりたい気持ちになった

kokuranhanatakorepuro861.jpg

イソノキは目立たないが

昨日、いったところでイソノキが目立っていた
といっても、つぼみのようなものがたくさんついているだけに見える

isonokiimazenpuro107.jpg

近づいてみると、つぼみの先が少しだけ割れているのが見える
これがイソノキの開花時の姿なのだ

isonokiimahanakeipuro276.jpg

イソノキの花はガクが目立っている
中をよくのぞき込むと花弁やしべがわずかに見える
これがこの花の開花した様子なのだ

isonokihanasikupuro367.jpg

イソノキは花は長期間にわたってぽつぽつ開いていく
花が終わると実ができ、急速に膨れていく
花と実が混在する様子はかなりの期間見られる

isonokihanakarapuro418.jpg

イソノキの実は緑色から赤色に代わり
やがて黒色に熟していく
イソノキは花よりも実のほうがよく目立つ

isonokiminojikihepuro507.jpg

イソノキの実は夏遅くに熟しきる
秋には実はほとんど見られない

isonokinokorimipuro633.jpg

イソノキは晩秋、急速に葉を染めていく
イソノキが一番目立つ時期だ

isonokikouyoupuro781.jpg

イソノキは身近に見る木だが小木~小高木の目立たない木だ
だがときに大きくなったイソノキを見、
昨日はこのように幹立ちした大きなイソノキを見た
株立ちしているということは
数十年前まで薪として利用されてきた木なのだ

isonokikabudatipuro861.jpg

ササユリを見ながら

今日、北阪神へ行ったらササユリの花がまだ咲いていた
神戸市西部ではこの花はほぼ終わりになっている時期だから
この花に出会ってとてもうれしかった

sasayuriimazenpuro176.jpg

わたしが今年ササユリの花に葉込めてであったのが6月6日だった
それからこれまでずいぶんとササユリの花を楽しんだ

sasayurikotosihapuro217.jpg

ササユリは葉が笹の葉と似ていることから名がついているが
確かによく似ている
近年自然公園などで植栽気味に保護されていることが多く
そのような場所で笹と混在しているササユリをよく見る

sasayurisasapuro316.jpg

ササユリは種から芽生え始めて花が咲くのは7年ほどかかるという
一方、花が美しく香りがよい素敵さから、盗掘が絶えない
山でササユリに出会ったら、元気に育ってほしいと強く思う

sasayuriganbapuro418.jpg

ササユリの小さな株を見ると、花が咲くまであと数年かかるなぁ
と思いながら見ることが多い
盗掘がなければ、たくましく育ち、
山でたくさんの花を見せてくれるさササユリなのだが・・・

sasauriganbapuro507.jpg

ササユリは花が終わればユリ独特の実をつくっていく
このあと、たくさんの種をばらまいてくれる

sasayurimipuro607.jpg

ササユリが自然公園などで保護的に育てられているのは
いいことだと思う。ただし、それぞれの地域のササユリにこだわるなど
生態を重視してほしいと思うけれど・・

sasayurikorekarapuro733.jpg