ボロギク談義

昨日はこのブログでノボロギクのことを書いた
花のあとに白くなった長い冠毛が目立ち
タンポポの綿毛に似た状態になる
これをボロに見立ててノボロギクと名がついたことを・・・
ノボロギク以外に「ボロギク」と名がついているものを見ていってみる

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まず「ボロギク」と名がつくもので頭に浮かんでくるものは
ベニバナボロギクである
ベニバナボロギクは道端や造成地などでよく見る
下にたれている花(頭花)の形はノボロギクとよく似ている
花冠の先が赤朱色をしているのがすごく目立つ

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花のあとは綿毛が球状にあつまり
ノボロギクの綿毛と似ている
この綿毛の様子から「ボロギク」の名がつけられたのはノボロギクと同じだ

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伐採地などでダンドボロギクを見ることがある
上向きについている花(頭花)の形はやはりノボロギクとよく似ている
これをボロに見立てて「ボロギク」と名がつけられたのはノボロギクと同じだ
花のあとにはやはり綿毛が球状にあつまる

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ダンドボロギクは愛知県の段戸山で見いだされたから「ダンド」と名がついている
北アメリカ原産のものなのだが・・・・
ノボロギクはヨーロッパ原産
ベニバナボロギクはアフリカ原産
これら3種の「ボロギク」はどれも帰化植物だが
原産地はそれぞれ違う・・・・
でも綿毛が球状に集まるキク科のものはたくさんある
ノゲシ類やタンポポ類はどれも綿毛が球状に集まるではないか
だのにそれらには「ボロギク」の名はつけない・・・・
と憤慨気味にいると・・・・・

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サワギクが頭に浮かんだ
サワギクは山の沢沿いなどで見る在来種だ
黄色い花が咲く光景は山の緑の中でよく目立つ
サワギクは別名でボロギクという

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サワギクは花のあとの長い白い冠毛の集まりをボロに見立ててボロギクと名がついた
ノボロギクなどと同じだ・・・・
ボロギクといわれながら昔から親しまれてきたサワギクだ
「ボロギク」の本家はサワギクなのだと思う
野にある「ボロギク」でノボロギク
花が赤朱色・・・紅だからベニバナボロギク
段戸山で見つかったからダンドボロギク
ふるさとは多様な「ボロギク」達だが、
サワギク同様に親しまれていくものであるよう願いたい

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